株式会社ヒューマングロース・ナビゲーター

Expert匡紹介

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    シニアコンサルタント K.K

    Interviewee
    趣味:積読、旅行、メガネ収集
    特技:すぐにどこでも寝る

    これまでの主な活動領域について教えてください。

    企業様における研修、いわゆる企業内研修に関する教材開発が中心です。研修で使用するスライド、研修内での評価に用いるテスト、そして、ケーススタディとして活用する事例などを主に作成してまいりました。

    30年以上にわたり、これらの業務に携わっております。元々大学で教育学部にて学んでおり、人を教え、成長を支援することに関心があったことから、社会人教育という分野で活動したいと考え、現在に至っております。

    研修とは、参加者の意欲を高め、活力を与える機会でなければならないと考えております。企業研修に参加された方が、その日の学びや経験を、ご家族や身近な方々に楽しそうに語り、「明日からこのように取り組んでいきたい」と前向きな言葉を発することができる。そのような研修でなければ、人を真に前向きにする機会にはなり得ないと考え、取り組んできました。

    「匡」として、仕事へのこだわりや大切にしている価値観について教えてください。

    先輩から教えられたことですが、「神は細部に宿る」という言葉を常に念頭に置いております。例えば、PowerPoint で研修資料を作成する際、文字のフォントやサイズ、スライドのアニメーション、図表の配置など、細部に至るまで注意を払い、丁寧に作り込むことを心がけています。

    資料の体裁を整えること、情報の配置を一定にすること、配色に配慮することなど、受講者の方々が見やすく、理解しやすい資料を作成することが私のこだわりです。受講者の方が最適な形で情報を受け取っているように感じられる。そうしたコンテンツ作りを目指しております。内容はもちろんのこと、どのような情報を、いつ、どのように見せるかもまた、研修の効果を左右する重要な要素だと考えております。

    今後の取り組みや抱負について聞かせてください。

    現在目覚ましく発展している人工知能の助けを借りながらも、より【人間らしい】共感を呼ぶような、温かみのある教材やツールを開発していきたいです。

    【人間らしい】というのは、機械的な採点や、冷たい印象を与えるのではなく、「ああ、分かる分かる」と共感を呼ぶような、命を持っている人間ならではの教材を作りたいということです。AI が出力する客観的な情報は、自分では気が付けなかったことを教えてくれるという、重要な役割を担っています。しかし、人が持つ経験や感情に基づいた情報は、より深い共感を呼び、学びを深める力を持つと考えております。なぜなら企業で働いているのは皆、それぞれの家庭や生活を持つ血の通った人間だからです。

    AI は様々な角度から有益な情報を提供してくれますが、最終的に人が人を理解し、共感するためには、人間的な視点が不可欠だと考えております。例えば、良い評価、あるいは悪い評価を受けた際に起こる感情などは、データ上では捉えきれないと思います。結果だけを見て判断や評価をするのではなく、個々人が持つ背景や文脈を人間の目で見る。そうでなければチーム間において、良いコミュニケーションは成り立たないと私は 考えています。

    生身の人間が感じる喜び、不快感や苦しみといったものも、教材を通じて伝えることが大切だと感じています。AI の力を活用しながらも、そうした人間的な要素を大切にしていきたいです。

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