株式会社ヒューマングロース・ナビゲーター

Expert匡紹介

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    コンサルタント S.H

    Interviewee
    趣味:リボーンベジタブルで植物観察、料理と調理器具収集、
    着ぐるみあつめ
    特技:早く寝る

    これまでの主な活動領域について教えてください。

    主に企業研修とコンサルティングです。この業界に入った経緯としては、元々コールセンターでマネージャー兼トレーナーをしていた経験が大きいです。10代から70代までのメンバーの育成に携わる中で、トレーニングを通して全国トップのセールスパーソンに成長していく姿を目の当たりにし、「教育や成長の機会があると、人はこんなに変わるんだ」と、育成の重要性を感じました。

    その後、マネージャーとして育成に悩む中で、まずは自分自身がクライアントとしてコーチングを受けました。コーチングを受ける中で自分の人生が変わるという経験をし、ご縁があり企業研修講師の養成塾に入り、研修の道に進みました。

    最初は会社員をしながら、月に1本程度の登壇を目指す副業講師としてスタートしました。忙しい日々ではありましたが、好きなこと、興味のあることを突き詰めていったからこそ目標をこなすことができました。そこからフリーランスになり、法人化したという流れです。

    私自身、非正規からマネージャーに上がったという、いわゆる“きれいではないキャリア”を積んできたため、「正規・非正規関係なく、その人の良さが活かされること」や、仕事を通じて価値を感じたり、幸せを見出してほしいという思いが強いです。

    フリーランスになってからは、研修会社を通すことが増え、急激にお客様の層が変わりました。現在は問題解決や業務改善をテーマとした企業案件がほとんどです。コンテンツは自分で作る方が多く、受講者の方々のアウトプットから学ばせていただきながら、テーマを広げています。現在はテーマ別や階層別など、組織全体へのアプローチを行う研修が中心です。

    「匡」として、仕事へのこだわりや大切にしている価値観について教えてください。

    私が経営している会社の理念にもつながるのですが、最もこだわっているのは、「受講者の現場での行動変容と成果を出していくこと」、そしてそのための「仕掛け」作りです。

    研修を通して、受講者が一人で戦うのではなく、周りの方々を巻き込んで対話をしてもらい、具体的な行動につなげてもらう。このサイクルをどこまで組織で回させるかが、講師としてのミッションだと考えています。

    そのために、研修設計にはものすごくこだわっています。いただいた課題に対して、提案段階から企業分析、課題分析を行い、「どこにフォーカスし、どうソリューションを提供し、行動を継続させていくか」を練り込みます。プログラム設計では、現場と接続させながら、受講者に「何から始めるか」のアクションにつなげてもらうことを重視しています。大型案件の場合、コンサルティングに近い形で、事後課題のフォローまで行うこともあります。

    いかに事前準備をしておくことができるか、そしていかに目標達成に向かって周りを巻き込むことができるか。こちらは常に考えております。

    今後の取り組みや抱負について聞かせてください。

    企業の課題解決という使命を軸とし、これからAIの登場で仕事の仕方が変わる中でも、我々も進化しながら、組織の進化にどこまで貢献できるかが、我々の存在価値だと思っています。クライアントと議論しながら、その時々のベストを提供していきたいです。

    個人としては、自分が登壇するだけでなく、今後はチームでの活動をさらに拡大させていきたいと考えています。後輩講師たちとチームを組み、役割分担しながら一つの研修プロジェクトを動かしていくことを継続していきます。

    AI時代における講師の役割としては、AIにはできない、ファシリテーションの質にこだわっていきます。

    研修の場で、どれだけ受講者に動機付けをし、深く考えられるように促し、脳みそに汗をかいていける場を作れるか。ここが講師が介在する価値だと確信しています。また、AIに踊らされないよう、若手・中堅世代には基礎となる思考力や判断力を育てていく必要があります。鵜呑みにせず、AIと壁打ちをして自分で判断していく力を養わせることが、今だからこそ大事です。

    研修提供の仕方も当然変わっていくので、事前事後学習や定着化に向けて、AIツールなどを活用し、いかに新しく取り組んでいけるか。今までのやり方では研修としての差別化が難しくなるため、そうしたトレンドを皆さんと一緒に磨き合っていきたいと考えています。

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