Brain&Beyond 組織と社員の幸福を繋げる

中期経営計画達成のために、私たちがやるべきことは、
部長、マネージャーが目指す姿、顧客への提供価値を定義することができるように支援することだと考えました。これは、前任の人事部長と会話し、アドバイスをいただきながら設計を進めました。そうすることによって、組織が進むべき方向を組織内でしっかりと浸透させ、目指す姿と日々の事業活動の繋がりが強化でき、それがはたらく社員のやりがい、幸福に結びつくと思ったからです。

これを実現するために「Brain&Beyond」をスタートさせました。
この施策では、以下3つを目的にしています。

• 1. 管理職の視座、視野の向上による、より高い事業推進
• 2. 組織の使命、目指す姿、提供価値の明確化
• 3. 組織の使命、目指す姿、提供価値と現場の日々の活動の繋がりを強く接続できる状態にすること

私たちの使命・目指す姿・提供価値

「Brain&Beyond」の3つの目的を達成するために、まず始めたことは部長、マネージャーにドラッカーの5つの質問の答えを自ら考えてディスカッションしてもらい、それらを実現するために中期マネジメント構想を検討、実行してもらう研修を実施しました。

ドラッカーの５つの質問とは

• ・われわれの使命は何か
• ・われわれの顧客は誰か
• ・顧客にとっての価値は何か
• ・われわれの成果は何か
• ・われわれの計画は何か

というものです。

正直、経営層が考えるべき問いだと思いましたが、部長、マネージャー一人ひとりに考えてもらい、ディスカッションを実施し、フィードバックをもらうことで使命・目指す姿、提供価値を明確化し、具体的な目標と取り組みの計画に結び付けることに繋がっていきました。

はたらいて、笑おう。

この研修後には、部長、マネージャーが自分のチームの使命・目指す姿を自分の言葉で語る風土が醸成されてきました。
また目指す方向が明確になったことで、現状を認識する力が深まり、現場では健全な危機意識を持つようになってきています。

この取り組みを通して、組織の使命・目指す姿は社員に具体的に伝わるようになったと思っています。これからは組織の目指す姿と社員のパーパス、日々の業務との繋がりの理解が深まるように、社員のやりがい、自身、誇りが醸成される取り組みを考えていきたいです。

そうすることで日々の仕事が組織の使命を果たす価値のあるものに変化していき、毎日がワクワクしたものになっていくと信じています。

「はたらいて、笑おう。」を私たちが創っていきます。